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7/13 パート2 検診後の相談会

昨日の続きです。

 

そうです、警察の方が来られた日です。

 

この日は本当にたくさんの出来事がありました。

 

午後4時半から嘱託医をさせていただいている保育園へ行きました。

 

もう32年、園医をさせていただいております。

 

毎年検診が終るとご父兄の方より質問を頂きます。

 

約120名が在園するの公立保育園ですが、毎回最低5~6通の、最近は少し増えて9~10通の質問が来て保育園の先生がFAXを当院へ送ってくださいます。

 

基本的にB5に1枚以上は記載して、回答をさせていただいています。

 

しかしながら今回はなぜか21通もの質問が来てしまいました。

 

そのために園長先生と相談して、さすがに21通の返信は書くのが大変ですし以前からも思っていましたが、なかなか細かな説明(個々に見合った)が文面では難しく直接ご父兄の方にお話しをさせていただく方がいいかなあと考えて、歯科検診後の質問を受け付ける機会を作ったという事です。

 

そうして今回「検診後の相談会」を開催しました。

 

保育園にお伺いすると園の先生から「手足口病が登園でも増えており、相談希望の予定者で欠席の方が多いので申し訳ありません」と言われ少しホッとしたのもつかの間で、確かに予定者で欠席の方が多かったのですがなぜか予定していなかったご父兄の方で話を聞きたいという飛び込みの方が多くて、結局7時近くまでかかった相談会となってしまいました。

 

でも普段歯科医の話を直接聞くことが少ない事や、実際の検診結果をみていろいろと聞いてみたいというご父兄が多く、話が終わって「よくわかりました」とか「聞いてよかった」などのお言葉も頂戴できて大変有意義であったと思っています。

 

実は20年ほど前までは毎年秋の検診後にこの相談会をやっていたのですが、なかなか時間を取る事が出来なくて数年で断念した経験があります。

 

来年はどうするかは考えていませんが、今回のように20名を超える質問が来るようならばまた考えなくてはならないでしょう。

 

でもこういう事が本来の「保育園医の仕事」と思います。

 

ご協力いただいた保育園の先生方に感謝申し上げます。