予防歯科・クリーニング

虫歯や歯周病になる前のケア、予防歯科での当院のこだわり

梅本歯科医院は、予防歯科に重点を置いた診療を行なっております。予防歯科とは、主に虫歯や歯周病を予防することに主眼を置いた診療科目で、痛みなどが生じる前にケアし、常にお口環境を健康に保つものです。歳を重ねた時にも、ご自分の天然歯で美味しくお食事できるお口環境を目指しましょう。当院の予防歯科のこだわりについてご紹介いたします。

① 予防歯科のスペシャリスト「歯科衛生士」による担当制

当院では6名の常勤歯科衛生士による予防歯科を中心とした診療を行っています。皆さんのお口の健康状態を保つべく「歯のクリーニング」などを実施します。

 

各患者さんに対し、担当制で歯科衛生士をお付けしておりますので、より細やかな対応が可能となります。歯科衛生士も、歯科医師と同じく国家資格です。高度な知識と技術でお口環境の最適化を目指します。

② 2種類のスケーラーのていねいな使い分け

歯科衛生士は、「歯のクリーニング」として、スケーラーと呼ばれる専用器具を用い、歯の表面や歯と歯の隙間、歯と歯茎の間の歯垢や歯石を除去します。このスケーラーには、超音波式のものと手動のものとがあり、ていねいなクリーニングを実施するためには、2種類のスケーラーを適材適所で使い分けることが大切です。

 

患者さんへの施術効率を上げることに主眼を置くのでなく、お一人お一人のお口環境に細やかに対応していくためです。各スケーラーの特徴は次のようなものです。

超音波スケーラー 

 

超音波で細かく振動し、その動きでより広範囲の歯垢や歯石を短時間で除去できるものです。反面、細部においては汚れを取り残してしまう可能性もあります。

手動ハンドスケーラー

 

手動で歯垢や歯石を取り除くものです。超音波式のものと比較し、処置に時間はかかりますが、お写真のような細かな部位の対処には、なくてはならないものです。


賢い選択、痛くない時の歯医者さん(定期検診)

虫歯や歯周病は、風邪などの病気への対処と別に考えておくべきものです。風邪はうがいや手洗いをどれだけ実施していても、かかってしまうときにはかかってしまいます。ところが、虫歯や歯周病は、その原因が「歯垢や歯石の取り残し」であることがはっきりしています。これは、ブラッシングだけでは完全除去が難しいものですが、歯科衛生士が「歯のクリーニング」を実施すれば、完全除去が目指せるものです。ぜひ、歯の定期検診をお受けください(目安として3、4ヶ月に一度程度)。歯科先進国の北欧のように、80歳で20本の歯を目指しましょう。

ブラッシングだけでは不十分!?容易に育つバイオフィルム…

日本人は、誰しも歯磨き習慣を持っていますが、歯医者さんには虫歯や歯周病に悩む患者さんがたくさんいます。これは、虫歯や歯周病が歯磨きだけでは回避できないものであることを表しています。磨き癖やちょっとした磨き残しによって、虫歯や歯周病菌などの微生物の固まりは、やがて大きな集合体となり、バイオフィルムと呼ばれる台所ぬめりのようなものを形成します。このバイオフィルムが育ってしまうと、やがて歯磨きでは対処の仕様がない歯石へと変化していきます。「毎日歯を磨いているから大丈夫」という考えを見直していただき、歯の定期検診を習慣づけるようにしてください。

痛んでからの歯医者さんと痛む前の歯医者さん~生涯治療費の差~

 

(出典:日吉歯科診療所調べ)

 

驚かれるかもしれませんが、上記の画像は「痛い時だけ歯医者さんを利用される方」と「定期検診の習慣を持つ方」との生涯治療費の差を示すものです。ご覧のように、約280万円もの差が治療費として発生し、なおかつ「痛い時だけ歯医者さんを利用される方」は、お年を召されたときにご自分の天然歯を維持できず、美味しく食事ができないことにもつながります。いかに定期検診が大切であるか、おわかりいただけるのではないでしょうか。

年配者の思う若い時にしておけば良かったこと~歯の定期検診~

(出典:雑誌PRESIDENT(㈱プレジデント社調べ)

 

こちらの画像は、55歳から59歳の方と、70歳から74歳の方に対し、「若い時にしておけば良かったこと」のアンケート結果を比較したものです。ポイントは、より高齢になればなるほど「歯の定期検診を受ければよかった」という回答が多くなっていることです。つまり、年を追ってご自分の歯でお食事をとれなくなったときに、自分の歯のありがたみに気づくということを表しています。今まだ大丈夫でも、いつか後悔する日がやってきます。ぜひ、今のうちに、歯の定期検診を習慣づけてください。

クリーニングによる副次的効果?! 本来の白い歯を!

歯のクリーニングを実施すれば、二次的な作用として、その人が持つ本来の歯の色合いを取り戻せます。

 

歯のクリーニングでは、歯の隙間や歯茎の歯垢・歯石を除去しますが、長年こびりついている歯石については、多くの場合歯石自体が着色してしまっています。

 

つまり、歯石を取り除くことで、元々ある歯が表面に見えるようになりますので、その人が本来的に持っている天然歯の色合いをご実感いただけます。

 

「歯のホワイトニング」のように、歯の組織を科学的に漂白するような効果までは望めませんが、歯石が多く付着しているような場合、ある程度の白さを取り戻せると言えます。

大田区近郊で予防歯科や歯のクリーニングにご興味をお持ちの方へ

ご説明させていただきましたように、梅本歯科医院では、予防歯科の価値を重視し、積極的に各患者さんに歯の定期検診をオススメしています。天然歯を失ってから後悔されるのでなく、健康なうちにその状態を維持することを目指してください。予防歯科には、白い歯に保つ副次的効果もありますので、様々な面でお得です。大田区近郊にお住まいの方は、ぜひ一度当院で歯科検診を受診してください。


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