昨日他院でインプラントを入れたという患者さんが来られました。
数年前より私が診療しておりましたが、娘さんの関係で遠くへ行かれており、
そちらでインプラントの手術を受けられたそうです。
とりあえず見た感じの問題は何もなかったのですが、レントゲンを撮りますとインプラントがかなり斜めに入っていました。
手前の歯の根っことぶつかっているようにも見える状況でしたが、とりあえず痛みもないということなので、状況説明だけで終わっておきました。
偶然当院の黒川先生の診療日だったもので拝見していただいたところ、かなりびっくりしておられました。
あまりこのようなレントゲン所見は見たことがないという言葉が印象的でした。
昨今インプラントは「はやり」というのか、だれでも簡単に出来るように思われますが、大変難しい治療の一つです。
またその患者さんは上に前から数えて3番目にまでしか歯が無くて、奥歯には入れ歯を入れていません。
なのになぜかその下には前から数えて5番目までインプラントやそのかぶせ物が入っています。
物理的に前から4,5番目は当然かみ合いませんので、機能していないという大変理解しがたい治療が施されていました。
患者さん曰く「先生にすべてお任せしたらこうなった」と言っておられました。
皆さん!
ご自分の歯の事です。
くれぐれも他人である歯科医師にすべてを任せることはやめてください。
必ず相談して最後は患者さん自身が決める。
そういう治療方針で当院はやっております。
大田区でインプラントをお考えなら、インプラントと決めつけずに幅広い相談に乗りますので、一度当院にご相談ください。