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行楽シーズンに歯のトラブル①

やっと秋も始まったようで朝晩のつらさがなくたってきた感じがあります。

 

最近は秋の行楽シーズンの為に出かける方が多くて、それに伴い歯のトラブルのある方も多く見受けられます。

 

先日は右下の頬が腫れあがり、水を飲むという行為すら痛くてできない(口を動かすのもつらい)という方が来られました。

 

まずは入院して点滴にて抗生剤の大量投与、が頭に浮かびました。

 

歯科で入院?

 

とお考えになる方もいらっしゃるでしょうが、重篤な症状には入院もせざるを得ないケースもあります。

 

また別の機会に述べますが実際に入院されて生死をさまよう重症患者さんも先日おられました。

 

話を戻しますが、この患者さんは入院を希望されないために経口薬での抗生剤は効果を発しにくいということなどを十分にご説明の上、また2日後に症状の改善が無ければ強制入院ということにご同意の上お帰り頂きました。

 

幸い2日後(昨日)には症状の改善があり、水は飲めるということなので経過観察中です。

 

この患者さんは来週から1週間旅行だということで、今週中にどうしても治せという過酷な使命を受けていたために、ただし歯科治療が大っ嫌いなために当院へは来るがよその歯医者には診てもらいたくないなど大変に注文の多い患者さんでしたので、苦労をしました。

 

でもその反面大変従順な患者さんなので、言ったことはきちと守ってくださるので、それが功を奏したという状況でした。

 

旅行のご予定のある方は早めに歯科治療を終えておいた方がよさそうです。