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マウスガードとオリンピック

昨日は大学の部活のOB会へ出席のために久しぶりにブログを書きませんでした。

 

昔の仲間はいいもので、昔話に時間が過ぎるのも忘れて話し続けました。

 

とは言え単なる飲み会ではなく、きちっとした講演会もありました。

 

その昔、部活をしているのか酒だけ飲んでいるのかわからない奴で、それほど勉強などにも興味がなかった同級生の発表でした。

 

彼は北海道で開業しており、ちょっとしたきっかけが原因でマウスガードに興味を持ち始め、今は日本オリンピック委員会強化スタッフ・日本ボブスレーリュージュ連盟医兼科学委員などとして活躍しているということです。

 

2020年にはいよいよ東京オリンピックが開催され、我々歯科医師も海外からの観客やアスリートの口腔の怪我や歯痛に対しての対応が必要となります。

 

またいろんな競技においては「マウスガード」が必需であったり、許可されていないスポーツがあったり(ゴルフなどで一部)、着色したものの使用が義務付けられて(アイスホッケーなど)いたり、いろんな情報が得られて大変に内容の濃いものであり質問が相次ぎ宴会時間の開始が大幅に遅れてしまう状況でした。

 

ただ残念なことにマウスガードは健康保険では作ることができません。

 

当院でも2~3万円でお作りしています。

 

北海道は冬季スポーツが盛んで歯科医師会を含めてマウスガードの啓発に努めているそうで、かなりの歯科医院でマウスガードを作ることができて、またそれに関する知見も深いようです。

 

33年間開業して臨床一筋で頑張ってきましたが、同級生がこんなに頑張っているという姿を見せられて、自分ももっと頑張らなくてはという思いで千鳥足で帰ってきました( ^)o(^ )