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バイオフィルム

バイオフィルムとは歯の表面についたヌルヌルとした細菌の塊に膜ができたものです。

 

これは歯ブラシでは取れませんし、抗生物質を使っても除去できません。

 

しかもこれを放置するとその中で細菌は活発な活動をし、体に有害な毒素を作り出します。

 

その結果その毒素が血液を介して心臓や脳へ回り、血管の中に血液プラーク(粥腫)となり動脈硬化を引き起こす大きな要因となります。

 

従ってご自身で歯ブラシを頑張っていてしっかりと磨けていると思われている方も実はバイオフィルムが残っており歯科医院の専門スタッフによってそれを取り除かなければ、ブラッシングだけでは十分なる歯面清掃が行われていないという事になります。

 

当院に1~3か月でリコールでメンテナンスをしていらっしゃる患者さんのほとんどは、来られるたびに歯の表面がつるつるしてきたと喜んでいただいております。

 

見た目だけではなかなかバイオフィルムがあるかどうかはわからないですので、一度ご来院いただいて徹底的なお掃除をすることが大事かと思います。