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久々の往診

今日は久々に往診に行ってきました。

 

患者さんがショートステイするという事で、しばらくお休みとなっていましたが、また再開です。

 

入れ歯の具合が悪くすぐに外れてしまうという事でバネを新しく1本作り、元の入れ歯に埋めました。

 

入れ歯の構造は簡単で人工歯とバネと歯グキで出来ています。

 

ただ作るとなると一苦労で往診においては修理が原則です。

 

でもそうは言っても新しく作らなくてはならなかったり、今回のようにばねに問題がありそのばねを作るとなると当然型を採らなくてはなりません。

 

その為に普段はスタッフがやっているあのガムのような物を練って、型取りをして、石膏を流す作業が必要となります。

 

診療室なら簡単な作業もこれがいざベッドサイドとなると大変な作業となります。

 

そこへもってきて先日の大雪の雪かき。

 

あれで腰を痛めたものだから、その中腰の姿勢での治療の際の腰の痛み。

 

見えない、痛い、持ち続けなくてはいけない、動かせない…

 

ちょっとうっすら涙ぐんだかもしれません。

 

何とかバネの修理も出来て帰ってきました。

 

いつも思いますが往診での治療は難しい。

 

若い先生が頑張って往診をしているのはいいのですが、リスクのある治療行為だといつも考えている私はもう少し普通の診療室の治療を学んでからででもいいのではと思ってしまします。

 

老婆心からかなあ。