最近は高齢化と共に昔には存在しなかった（わかっていなかった）病気の顕在化や慢性疾患の低年化が著名です。
それらの疾患と歯科治療、特に口腔清掃が関係があるという事がわかってきました。
従って心臓疾患や糖尿病などの患者さんは積極的に口腔清掃を希望されて来院されることが多いです。
もちろん虫歯の治療もそうです。
共に細菌感染という主原因があり、それらの感染菌が心臓へ行って血栓を作ったり、インシュリンの働きを悪くしたりすることがわかってきて、放置できない状態となってきています。
先日も膠原病という、多くは難病指定になっていて原因や治療方法があまり確立していない病気（の総称）で来院された方がおられます。
間接性リウマチやベーチェット病、全身性エリテマトーデスなど様々なご病気をお持ちで、口腔清掃を希望されれる方が多く来院されています。
もちろん1回や2回の処置ではきれいになりませんし、続けて通う事が大事です。
むろんこのような疾患が無くとも、予防の観点から口腔清掃は大事だと思われます。