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白い歯を比較すると

白い歯を希望される方が各段に多くなってきており、今となっては銀色の歯をかぶせるという治療がかなり減ってきました。

 

無論保険の見直しで白いかぶせ物が保険に導入された(一部ですが)ことが大きいのですが、患者さんの意識の変化もその理由の一つでしょう。

 

ただ白ければいいかと言うともちろんそうではありません。

 

保険の歯は昔あったTVのコマーシャルのごとく、きれいな人はそれなりに、そうでない方もそれなりと言うように、保険の歯は保険の歯であり色合いや硬さなどが保険外の歯とは大きく違います。

 

保険外の歯もその硬さや色合い透明感が各々の材質で異なるために、患者さんのお口の状態によっては必ずしも高い値段の歯が適しているかどうかは何とも言えません。

 

ただやはり旧来からあるセラミックスは色合いが良く壊れにくく、いつまでも自然観があるのでとてもいい材料だと思います。

 

このような事を書くのは先日奥歯にハイブリッドのブリッジを入れた患者さんですが、やはりその前に入れたセラミックスの前歯は何年もたっているのに艶があり透明感があるのですが、入れて1か月もたたないのにハイブリッドの歯はくすんできていました。

 

奥歯だから構わないという方もおられるでしょうが、やはり細菌の付着率も高く、奥歯とは言え高価ですがやはりセラミックスの歯はとてもいいと感じたものですから。

 

とにかく相談してしっかりとご自分に合った歯を選んでお入れすることをお勧めします。