最近歯科検診があったという事で来院される児童が多いです。
特に虫歯や初期虫歯という事で来院される方が多いです。
拝見するに大変よく磨けているお子さんも多いのですが、それでも虫歯になりかけているお子さんも多いのが実情です。
基本的には歯を磨くという事が大事なのはどなたでもご存じだと思います。
でも歯を磨けば虫歯にならないかと言うとそうではありません。
虫歯は原因があり虫歯になるのですが、その原因は食べかすです。
いくら細菌がいて虫歯になる要素があっても、食べなければ虫歯にならないという理屈です。
無論食べないわけにはいきませんが、その食べ方に問題があるお子さんが多いという事です。
すなわち「ダラダラグ食い」という状況です。
ある程度時間を決めて間食をするのはいいのですが、時間をかけて間を空けて少しづつ食べる。
これが最悪なのです。
食べるとお口の中のPHが酸性に傾き、その産出された酸によって歯が溶かされます。
でも歯を磨くからいいじゃないかと言われますが、歯を溶かす力には勝てません。
ですから間食をしてはいけないとは言いませんが、くれぐれも短時間で間食を終えてその後、出来ればうがいか軽いブラッシングをしていただくとかなり違います。
当院ではこういうお子さんが来られるとこの間食指導とブラッシングの2法で、虫歯予防をしています。