保育園の園医をもうかれこれ32年くらい務めさせていただいています。
歯科医師会の事業の一つなのでそろそろ若い先生方にお譲りしなくてはと考えているのですが、保育園から辞めないようにとのオファーを頂いており、たいへんうれしくもあるのですが、後ろも詰まっているので考えなくてはならない時期に来ているかと思っています。
先日も保育園に春の健診という事で120名近くの園児の健診をしてきました。
保育園の健診で思うのですが、やはり若いお母様や初めてのお子さんを預けているご家庭では、お子さんの歯の心配事を相談するところが無いようです。
もちろん歯科医院へ行けば相談にものってもらえるのでしょうが、なかなか敷居が高いというか、聞きたいことも半分という事もままあるようです。
私は以前若い頃は午前に検診をしてその同日の夕方に保育園へ出向いてご父兄からの質問を受け付けていました。
ここ数年は忙しさもあり体力不足もあり、その質問を紙で頂いてそれに対して私が一人一人に返書を書くという形でやっています。
昨年はその人数が20名を超えさすがに返書を書くより直接話をした方が早いという事で、久々に保育園へ出向いてご父兄の方の質問に一つ一つお答えしました。
今年も18名くらいの方から質問を頂いたのですが、何とか3時間ちょっとで回答を作り保育園に送りました。
我々園医はやりっぱなしではいけないと思います。
せっかく園医をやらせていただいているので、少しでもご父兄の方のお役に立てればと思っています。
でもそろそろ限界ですが…