入れ歯とブリッジはともに歯が無くなった時にそれを補う物として歯科では一般的です。
ケースや材質によりますが保険で出来ることが多いです。
これがインプラントというものになると、保険の適応は一切受けません。
ですから当院でも入れ歯やブリッジというご希望の患者さんが多く来られます。
ただ歯を大切にしたいという考えの元入れ歯をご希望になられる方も多いのですが、いかんせんこの欠点は「違和感」です。
違和感、異物感を感じられることが多いものですから、この辺を患者さんには十分にご説明します。
ただブリッジは歯を削ってその削った歯を支えとして固定式のブリッジを作りますので、かなり違和感は少なく自分の歯のように食べることが出来るのですが、ただしその支えの歯が歯周病で揺れていると、作ったブリッジも揺れてくるのでそういう方には適しません。
つい数週間前に歯の無い所に入れ歯を作った方が、やはり入れ歯は入れていられないという事で来院されました。
もちろん十分なる説明の元でお作りしたので患者さんのご質問は、この入れ歯をいつブリッジに変えることができるかというものでした。
無論このお話もしてはあったのですが再度ご説明しました。
一度入れ歯を保険で作ると、再度保険で入れ歯をつくることやそれを保険のブリッジ置き換えることは6か月間出来ないのです。
医療費の高騰が叫ばれる時代ですので仕方ありませんが、やはり入れ歯は患者さんにとってはあまり具合のいいものではないようです。