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101歳の患者さん

昨日101歳になる男性の患者さんが来られました。

 

しかも自転車に乗って。

 

こっちが心配になるのですが本人はまだまだお元気で、足元もしっかりしておられ昨日お上から記念品をもらったと喜んでおられました。

 

入れ歯が当たるということでのご来院ですが顎の肉の状態もよく、とても101年間使ってきた歯茎ではないなあと感心していました。

 

残念ながら上下総入れ歯ですが、噛むと左下が痛いということです。

 

多くの高齢者は歯茎が痩せて入れ歯が安定せず噛む力が衰えたり、そそり立った山のようにやせこけた歯茎のために痛みが来たりすることが多いのですが、その患者さんは歯茎もしっかりしており、結構固いものを噛んでしまい痛みがあるということです。

 

以前歯がある患者さんで強くかむとしみたり痛くなると書きましたが、歯が失くなっても強くかむ癖のある患者さんは、入れ歯がその噛む力に耐えられず痛くなってくることがあります。

 

結局入れ歯の調整をしましたが、このような難症例に対応ができる当院の高山先生にお願いすることにしました。

 

でもお元気なお姿を見て疲れている自分と対比させて、まだまだ頑張らないとなあと感じました。