小さなお子様の治療

小さいお子様(3歳未満)の治療は大変に難しいです。

 

まずは治療を始めるかどうかからの判断が大変に大事です。

今東京都内において3歳未満のお子様の虫歯の数は1.0本を下回っています。

すなわちほとんどのお子様に虫歯が無いと言っていいわけです。

にもかかわらずその真逆で3~4本の虫歯のあるお子様もいらっしゃるのも事実です。

 

従ってこういうお子様を今現在当院でも10人弱抱えていますが、どうアプローチするかなどそのお子様の社会的はバックボーンも考えた上での治療が必要になってきます。

 

基本的にはまずは歯科医院になれるところから始め、虫歯があるにも関わらずそれらに対する処置はほとんど出来ないために予防処置から始めていきます。

 

それでも虫歯の進行が認められるならば、やむなく治療に入ります。

 

当然お子様の治療に対する抵抗がある時も有りますが状況の軽重を重んじながら優先順位を決め、ご家族の方と充分に話をしてから進めていきます。

 

大変に難しいのですがこの虫歯が減っている時代になぜこんなに何本もの虫歯が出来るのかを充分に説明して治療をしていきたいと思います。